調査研究事業


― 戦略思想・安全保障研究を基盤とした知的支援活動 ―


当社では、戦略思想・安全保障・組織論・戦史研究を中心とした調査研究活動を継続して行っています。

古典戦略思想(孫子・クラウゼヴィッツ等)、近現代の戦争史・安全保障研究、組織論・マネジメント論などの学術的知見を基盤とし、学会発表、論文執筆、専門書・一般書の著作、翻訳、講演活動などを通じて研究成果を発表しています。

これらの研究活動は単なる学術的関心にとどまらず、企業経営・組織運営・政策判断などにおける戦略的意思決定を考えるための理論的基盤となっています。


特に、

 『失敗の本質』に代表される組織論

 孫子・クラウゼヴィッツを中心とした古典戦略思想

 戦争史・安全保障研究

を統合的に検討することにより、

 組織が失敗する構造

 戦略的思考の条件

 意思決定における盲点

 長期視点と短期合理性の葛藤

といった問題を多角的に分析してきました。


こうした研究の蓄積は、当社が行っている経営層向けコンサルティングや思考支援型サービスの背景となっており、実務と学術を往復しながら戦略的判断を支援するという独自の活動領域を形成しています。

現在も、戦略研究学会、日本クラウゼヴィッツ学会などにおいて研究発表を継続しており、生成AIと戦略思想の接続、批判的思考の再構築、古典戦略思想の現代的応用などをテーマに研究を進めています。

主要著書・訳書・論文など


著作等

単著

●『戦略思想史入門—孫子からリデルハートまで』ちくま新書、2021年、ISBN 4480074430, 978-4480074430


共著・編著

●『【新装改訂版】戦争論 レクラム版』(カール・フォン・クラウゼヴィッツ 著、日本クラウゼヴィッツ学会 訳、(解説執筆))、芙蓉書房出版、2026年、ISBN 482950918X, 978-4829509180

●『「失敗の本質」と戦略思想—孫子・クラウゼヴィッツで読み解く日本軍の敗因』(杉之尾宜生共著)、ちくま新書、2019年、ISBN 4480072780, 978-4480072788

●『戦略古典の本質 孫子がわかれば、中国がわかる』(杉之尾宜生共著)、ダイヤモンド社、2013年、ISBN 4478025827, 978-4478025826

●『新版 面白いほどわかる孫子の兵法(学校で教えない教科書)』(杉之尾宜生 監修、西田陽一協力)日本文芸社、2013年、ISBN 4537260297, 978-4537260298


論文

●「日本陸軍少将・大場弥平によるクラウゼヴィッツ『戦争論』研究―武藤章(陸軍中将)からの受容と修正を軸として―」『戦略研究38』(戦略研究学会機関誌(査読有り)、2026年2月、ISBN 9784829509234)

●「クラウゼヴィッツ『戦争論』でウクライナ戦争を考える」『戦略研究33』(戦略研究学会機関誌(査読有り)、2023年10月、ISBN 978-4-8295-0868-8)

●「『孫子』兵法の戦略と安全保障」『海外事情』(拓殖大学海外事情研究所、2017年4月)


翻訳

●マイケル・I・ハンデル 『米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴィッツ』 (西田陽一・杉之尾宜生共訳)、日経ビジネス人文庫、2017年、ISBN 4532198356, 978-4532198350

●マイケル・I・ハンデル 『米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴィッツ』 (西田陽一・杉之尾宜生共訳)、日本経済新聞出版社、2012年、ISBN 978-4-532-16843-8


寄稿・書評

●「大場弥平『クラウゼヴィッツの「戦争論」の研究』」(日本クラウゼヴィッツ学会 会報、2025年11月30日発行、ISSN 2433-3956)

●「奥山真司著『新しい戦争の時代の戦略的思考』」(政策研究フォーラム月刊誌『改革者』、2024年5月号)

●「今村伸哉監修、小堤盾・三浦一郎編『近現代軍事戦略家辞典――マキャヴェリからクラウゼヴィッツ、 リデル・ハートまで――』」(戦略研究学会機関誌『戦略研究33』、2023年10月、ISBN 978-4-8295-0868-8)

●「時代超える戦略の本質(『新訂 孫子』)」(産経新聞 読書面「この本と出会った」2022年2月6日掲載)

●「YS-54に参加して」(防衛省陸上幕僚監部人事教育部人事教育計画課予備自衛官室『POWER RESERVE』2008年4月1日発行)


学会発表

●共通テーマ:「パワーポリティクスの復権」 発表テーマ:「パワーポリティクスの復権と戦略的思考―古典戦略思想を媒介とした生成AI活用の方法論的検討」戦略研究学会第24回大会(2026年4月19日)

●テーマ:「生成AIによる批判的思考の再構築と『戦争論』“検証・批評(批判)”章の接続」日本クラウゼヴィッツ学会(2025年11月)

●共通テーマ :「戦略研究と人間本性」 発表テーマ:「人間本性である好戦性と倫理性の営みから「戦略」を考える」 戦略研究学会第22回大会(2024年4月21日)

●共通テーマ:「ロシア・ウクライナ戦争と国際秩序をめぐる戦略的課題」 発表テーマ:「クラウゼヴィッツ『戦争論』でウクライナ戦争と国際秩序を考える」 戦略研究学会第21回大会(2023年4月23日)

●シンポジウムテーマ:「ウクライナ戦争とクラウゼヴィッツ」 発表テーマ:「クラウゼヴィッツ『戦争論』でウクライナ戦争を考える~政治と軍事の関係を軸に~」2023年度日本クラウゼヴィッツ研究大会(2023年10月7日)

●テーマ:「ウクライナ戦争を、孫子、クラウゼヴィッツ等の戦略思想と共に考えてみる」日本クラウゼヴィッツ学会(2022年12月)

●テーマ:「古典戦略思想の共通点と相違点について」日本クラウゼヴィッツ学会(2021年12)

●基調講演:「古典としての孫子・クラウゼヴィッツと現代への応用」2021年度日本クラウゼヴィッツ学会研究大会(2021年10月)

●テーマ:「ツキディディスの罠」日本クラウゼヴィッツ学会(2020年12月)

●テーマ:「『失敗の本質』と戦略思想 孫子・クラウゼヴィッツで読み解く日本軍の敗因」日本クラウゼヴィッツ学会(2019年12月)

●テーマ:「古代中国の政軍関係を思想から読み解く(「四書五経」を中心として)」日本クラウゼヴィッツ学会(2018年12月)

●テーマ:「孫子と韓非子の比較~政略・軍略・組織論の観点から」日本クラウゼヴィッツ学会(2018年1月)

共通テーマ:「新しいジョミニ」 テーマ:「ジョミニと孫子」日本クラウゼヴィッツ学会2017年度シンポジウム(2017年10月)

●テーマ:「クラウゼヴィッツとカントの政治哲学へのアプローチ」日本クラウゼヴィッツ学会(2016年8月)

●テーマ:「『戦争論』と孫子で考える戦争と経済の関係について」日本クラウゼヴィッツ学会(2015年8月)

●テーマ:「クラウゼヴィッツとカント・孫子と孔子の思想関係」日本クラウゼヴィッツ学会(2014年8月)

●テーマ:「クラウゼヴィッツに与えたカントの影響」日本クラウゼヴィッツ学会(2013年8月)