明治大学リバティアカデミー2025年秋期講座(社会人向け)において、教養としての戦略学 「戦略論・戦略思想から政治と軍事を考える」(オンライン形式)が開講予定です
明治大学リバティアカデミーで「教養としての戦略学」シリーズを担当して10年以上が経過しています。これまで戦略思想からビジネス戦略まで幅広いテーマを扱ってきました。
今回の講座は、古代ギリシャから近代欧州・日本、さらに現代のウクライナ戦争や日本の安全保障までを題材に、「戦略論・戦略思想から政治と軍事を考える」内容となります。
政治・経済・軍事が不可分の現代において、ビジネスパーソンにも求められる「戦略思考・戦略眼」を歴史事例と理論を行き交いながらしっかりと掘り下げていきたいと思います。
明治大学リバティアカデミーの公式サイトからお申し込みいただければ、どなたでも受講可能です。
【 講 座 概 要 】
教養としての戦略学 「戦略論・戦略思想から政治と軍事を考える」
~古代ギリシャ、近代欧州・日本、ウクライナ戦争、日本の安全保障環境の事例を軸に~
https://academy.meiji.jp/course/detail/7748
(講座HPより)
21世紀の初め、英国のある将軍は「もはや戦争は存在しない」と喝破し、ある著名エコノミストはクラウゼヴィッツ『戦争論』を「完全に過去の古典」だと表現した。しかしながら、現実ではウクライナ戦争以降、世界は所々で戦火に包まれ、緊張が高まり、日本の安全保障環境も激変している。日々の情報に翻弄されないためにも、戦略論・戦略思想のポイントを知り、歴史上の事例を踏まえてその妥当性を考え、さらに政治と軍事の関係にしっかりとした視座を持つことが大切だと考える。本講座では、古代から現代までの限られた事例の中で、戦略論・戦略思想・安全保障の知識を交えつつ主に政治と軍事の関係を考えていく。政治と経済と軍事(安全保障)が不可分の現代においてビジネスパーソンにとって必要となる「教養としての戦略学」の新たな試みになる。
【期間】
2025年12月9日(火)~2026年1月20日(火)(火曜日・全5回)
【時間】
19:30~20:30 (60分)
【受講方法】
Zoomリアルタイム配信型(見逃し配信付き)
【使用テキスト】
配布資料あり
参考図書
『戦略思想史入門―孫子からリデルハートまで』(西田陽一著、ちくま新書、2021年)
『歴史 上』(トゥキュディデス著、ちくま学芸文庫、2013年)
『戦略の形成 上 支配者、国家、戦争』(ウィリアムソン・マーレー、マクレガー・ノックス、アルヴィン・バーンスタイン編著、ちくま学芸文庫、2019年)
『国際秩序』(細谷雄一著、中公新書、2012年)
『ビスマルク』(飯田洋介著、中公新書、2015年)
『日本の外交』(入江昭著、中公新書、1966年)
『ウクライナ戦争』(小泉悠著、ちくま新書、2022年)
『安全保障学入門』(防衛大学校安全保障学研究会編著、株式会社亜紀書房、2003年)
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