2023.11.01 01:00論文「クラウゼヴィッツ『戦争論』でウクライナ戦争を考える」(学術誌『戦略研究』第33号掲載、査読審査済)論文主旨本論文は、クラウゼヴィッツ『戦争論』の理論枠組みを手がかりに、2022年に始まったロシアによるウクライナ侵攻を分析したものである。戦争を「政治の延長」と捉える古典的視点を用いることで、日々変化する戦況の背後に潜む本質的な構造を照射しようとする試みである。まず「絶対戦争」と...
2021.11.10 01:00著書『戦略思想史入門——孫子からリデルハートまで』(ちくま新書)本書は、古代から現代に至るまでの戦略思想を整理し、その本質を中心に解説したものである。孫子、マキャヴェリ、ジョミニ、クラウゼヴィッツ、リデルハートなど主要な戦略思想家を取り上げ、それぞれの思想が生まれた歴史的背景や、戦略思想・用兵思想の流れを明快に示している。従来の入門書は各思想...
2019.12.06 01:00共著『失敗の本質と戦略思想』(ちくま新書)本書は、日本の組織論研究においてロングセラーとなっている『失敗の本質』を、孫子やクラウゼヴィッツといった古典的戦略思想の視座から再読し、現代へとつなぎ直す試みである。『失敗の本質』は大東亜戦争における日本軍の組織的失敗を分析した研究として広く知られるが、その際には戦略概念を限定し...
2017.09.06 01:00訳書『孫子とクラウゼヴィッツ』(日本経済新聞出版社)本書は、古代中国の兵法書『孫子』と、近代ヨーロッパを代表するクラウゼヴィッツ『戦争論』を並置し、戦略思想を比較検討する試みである。東西を代表する二人の戦略家はいずれも「戦争とは何か」を問い、今日に至るまで軍事・政治・経営など幅広い領域に影響を及ぼしてきた。著者は両者を単なる東西比...