専門誌「戦略研究」に書評論文をいただきました
国際政治学者の岡本至先生(文教学院大学教授・Ph. D. 国際関係論)より、学会専門誌「戦略研究」に、『古典を道標として歴史を鑑みる意義』と題して、拙著『「失敗の本質」と戦略思想 ──孫子・クラウゼヴィッツで読み解く日本軍の敗因 (ちくま新書) 』の書評論文を頂きました。
「戦略研究」は、大学教授らが軍事に限らず広く戦略につき研究する目的で、大学間を超えて集まった「戦略研究学会」の論文を集めた機関誌です。かかる学会誌に、新書が論文としての扱いにて取り上げられる事は、過去に遡っても事例がありません。
14頁におよぶ書評にて、詳細に拙著を論じるとともに、軍事古典を参照することで歴史研究の陥穽を克服するものと評されており、「国際政治を学ぶもの全ての者が共有すべき」と過分なお言葉を頂いております。
この論文の評価に恥じぬよう、これからも精進していく所存です。
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