第2回「善の研究」哲学勉強会
第1回の哲学勉強会においては、「善の研究」をどのように捉えているかの意見を参加者それぞれが自由に表明し、その後、哲学の専門的見地からどのように学びを進めていくかのオリエンテーションが軸となりました。
第2回は哲学博士号を持つ参加者が、「善の研究」を議論するに際して必要な、時間と空間をめぐるヨーロッパ哲学の歴史との対決といった課題を考えるため、その予備的考察が必要との意見がありました。それに基づき、アリストテレス、カント、ヘーゲル、ハイデガーなどの哲学の要旨やポイントを整理し、西田幾多郎がいう「純粋経験」を検討する準備にあてました。
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